鳥目って、な~に??
夜になり暗くなると見えにくい。。
そんな症状を昔から鳥目と呼ぶことがあります。
医学的には夜盲とも呼ばれます。
暗いところでは目の細胞のうち、桿体細胞がメインで働きます。
桿体細胞は少しの光でも反応できるすごい構造をしています。
その時に重要なのがビタミンA。これが不足すると、暗いところで目がみえなくなります。
偏った食生活やダイエット、消化吸収障害や、肝障害などでビタミンAが不足することがあります。
ビタミンAが多く含まれる食事とは(=゚ω゚)ノ
・動物性食品。。。吸収されやすく、体内でそのまま使える
レバーやウナギ、卵、バター、チーズ、牛乳
魚(サバ、サケ、ぎんだらなど)
・野菜・果物。。。体が必要な分だけβカロテンから変換
緑黄色野菜(にんじん、ホウレンソウ、かぼちゃ、小松菜、春菊、ブロッコリーなど)
果物(マンゴー、柿、スイカ、あんずなど)
油と一緒にとると脂溶性なので、吸収力アップヽ(^o^)丿
ビタミンAがとれていても目の方に問題があれば夜盲を起こすことがあります。
網膜疾患で桿体細胞の機能が障害される
(網膜色素変性症や先天性の夜盲、進行した緑内障や糖尿病網膜症)
白内障でコントラスト感度が低下、強い屈折異常などでも暗所で光が散乱しやすくなるため、実質的に夜間の見えにくさを感じることも??
他に亜鉛欠乏(ビタミンAの代謝に必要)、貧血や循環不全などでも起こすことが。。
鳥目、というくらいなので実際に鳥のほとんどが夜になると見えにくいのですが、
なかにはフクロウなどの夜行性の鳥は、桿体細胞がとても多く、タペタム(光を反射する膜)を持つ種もいて、夜でもよく見えています。鳥なのにnot鳥目(>_<)
さすがにフクロウにはなれませんが、毎日の生活リズムを整えることで夜の見え方も改善するかもしれません(^^)/~~~
もし暗いところでの見えにくさに不安を感じておられましたら、ぜひお気軽に2階のひかり眼科にご相談を!
さて今週もお疲れ様です。
今日もGood luck~~~
Good look(^_-)-☆で行きましょう!!